これから事務職に転職を考えている方にとって、求人倍率などの業界事情は気になるところです。
女性に人気の事務職の求人事情は、実は意外とシビアです。
未経験から事務職に転職する上で知っておきたい、現代日本の事務職の求人事情について解説します。

年々厳しくなる事務職の求人事情

長く続いてきた不況は徐々に回復傾向にあります。
企業の業績も好調で、数年前と比べると徐々に求人も増えてきました。
求職者にとっては景気が良くなったことを実感できるようになってきているのが現状です。

しかし、事務職に関しては、景気が良くなっても求人事情はあまり良くないのです。
景気は良くなっているのに一体どういうことなのでしょうか。

IT化の波にのまれる事務職の現実

ITによるシステム化によって、事務職の仕事は徐々に減少傾向にあります。
実際に、既にIT化が進んでいるアメリカなど欧米諸国では、事務職の求人というのは急激に減ってしまいました。
これまで事務職が人力で行っていた伝票整理や日程管理などの仕事は、今やソフトを使えばだれでも簡単に出来るように。

しかも、ソフトの方が人力より速くて正確で、企業にとってはコストをかけてわざわざ事務職を雇うメリットが少なくなっているのです。
事務職は、IT化によって消えゆく業種の一つと言われています。
特に、アシスタント的な業務を行うような仕事は、今後ますます減っていく見込みです。

事務志望者の多さは年々増加傾向?

2014年の段階で、一般事務職の有効求人倍率は0.19倍となっています。
事務職の求人は減っているのにも関わらず、求職者には人気が依然として高いのが原因です。
一般事務の仕事は、今後さらにシステム化によって求人が減っていくことが予想されています。
そのため、求人倍率はさらに悪化し、事務職の求人事情も厳しくなっていくでしょう。

厳しい転職を勝ち抜くためには

欧米に比べまだIT化が進んでいない日本では、まだ完全に事務職の需要がなくなったわけではありません。
ビジネスで使えるスキルを持っている人材なら、需要はまだまだあります。

しかし、スキルの無い人材は今後淘汰されていくのは間違いないでしょう。
未経験者がこれから事務職に転職するには、しっかりとした転職準備が必要です。
たとえば、事務職でも役に立つ簿記やMOSなどの資格取得は未経験者の大きな武器になります。

また、人材紹介会社に登録し、転職エージェントにアドバイスを受けるのも役立ちます。
転職エージェントは、その業界についての知識を知り尽くしています。
自分に足りない部分を教えてくれるので、未経験から事務職に転職したい方にとっても役立つでしょう。